コンテストには、世界各地から参加作品が集まりました。最終選考にはメキシコ、コロンビア、日本の3カ国から各1チームが選ばれました。メキシコ・チーム の「高齢の身障者のためのEVカー」とコロンビア・チームの「磁力を使ったセキュリティ機構を備えたソーラーハイブリッドカー」をおさえ、NATSの自動 車研究科に在籍中の学生5名*2のグループが取り組んだ「エコ・フレンドリーなEVスポーツカー」のデザ インが最も優秀な作品に選ばれ、一位を獲得しました。
このコンペティションは、プロダクト・デザイナーそして経営者としても世界的に著名な故アンドレア・ピニンファリーナ氏*3のメモリアルとして開催されました。審査員は、ピニンファリーナ社の現在のCEOパオロ・ピニンファリーナ氏、イタリアのフィアット社リサーチ・センター CEO ネヴィオ・ディ・ジュスト氏、元BMW社デザイナーでプロフェッショナル・デザイナー クリス・バングル氏ら著名な工業デザイナーとCADやものづくりの専門家としてミラノ工科大学 ウンベルト・クジーニ教授、シンク・スリー社からはCAD開発者 アラン・マサボ氏、コンサルタント ダビデ・チャルローニ氏ら数名が参加し、厳正な審査を行いました。
優勝者は80年間の歴史を持つピニンファリーナ社のコレクション「the Pininfarina Collection at Cambiano」の訪問見学などを含む研修旅行に招待され、ピニンファリーナ社でCEOを務めるパオロ・ピニンファリーナ氏らと会うチャンスが設けられる予定となっています。
NATSでは「未来カー製作プロジェクト」が進行中で、優勝チームは今回のデザインを採用した「EVスポーツカー」を実際に製作します。製作された車は、次回の東京オートサロン*4に出品される予定です。 この「未来カー製作プロジェクト」では、製作協力の提供が可能な企業を募集しています。詳しくは、NATSまでお問合せください。

*1 「the PDP Award Andrea Pininfarina」は、世界的に有名なイタリアのデザイン会社 ピニンファリーナ社の協力を得て開催されたコンペティションで、一般的なデザイン・コンペとは、趣が異なりデザイン性とデザイン・プロセスを審査する点が特長です。(PDP AWARDとは、Product Development Process Awardを意味し、製造を踏まえたデザイン・プロセスを重視しています。)作品は、市場性・機能性・実現性など、工業デザインに必要とされる多様な要素をプロセス全体で検討することが求められます。参加作品は、工業デザインに関わるあらゆる分野のデザインを学生から募集しました。最終選考まで残った3作品は、全て「自動車」を設計した作品という結果になりました。
*2 学校法人 日栄学園 日本自動車大学校(NATS)の自動車研究科に在籍中の5名のメンバーは渡辺龍騰さん(リーダー)、八代恵太さん、谷川徴志さん、北川大介さん、木村潤野さんです。
学校法人 日栄学園 日本自動車大学校(NATS) に関しては、同校のホームページ(http://www.nats.ac.jp/pc/home.html) をご覧ください。
*3 自動車をはじめ様々な工業デザインで有名なイタリアのピニンファリーナ社の前のCEO、故アンドレア・ピニンファリーナ氏は2008年に交通事故で他界しています。
*4 東京オートサロン事務局(TASA)主催の東京オートサロンは、2011年1月14日(金)、15日(土)、16日(日) 幕張メッセにて開催が予定されています。
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■think3(シンク・スリー)について
3次元CAD/PLMのサプライヤーとして、イタリアで創業したシンク・スリー社は昨年30周年を迎えました。創業メンバーの一人であるフィリッポ・ズッカレッロがCEOを務め、日本法人は小嶋 勝広が代表取締役を務めています。
シンク・スリー社は情報通信技術分野で設計・デザインにおいてコンセプト・開発・設計という3つの独立した分野をつなげるための技術を提供して参りました。またPLM分野では、20年前から情報共有ソリューションをお客様に提供しており、その間蓄積されたお客様のニーズがPLM製品に反映されています。
シンク・スリー社が提供しているプロセス統合の技術により、何千という企業様がリードタイム短縮によるコスト削減、競争力強化を実現しグローバル・マーケットへの挑戦を果たしてきました。シンク・スリー社のヨーロッパ、アジア、アメリカ、インド、中国、日本の拠点と世界各地に構築されたVAR網により世界各地でソリューションやサービスをご利用いただけます。
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■お問い合わせ先
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